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これだけは抑えたい飲食店の面接準備(正社員向け)【質問対策と気をつけること】

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「飲食店の正社員に応募したいんだけど、面接ってどんなこと聞かれるのかな」

「面接で気をつけることって何だろう」

「どんな準備をすればいいんだろう」

こういった疑問にお答えします!

本記事の内容

これだけは抑えたい飲食店の面接準備(正社員向け)【質問対策と気をつけること】

  • 面接前準備
  • 飲食店の面接で気をつけること
  • 飲食店の面接で聞かれること
  • その他Q&A

プロフィール

筆者の飲食経験
・アルバイトで4年勤務
・社員として7年勤務(ほとんど店長)
・オープンから2年赤字だった店舗を赴任して2ヵ月で黒字化
・月売上1,200万円と800万円の2店舗を店長兼任
・現在の職場では史上最速3ヵ月で店長に昇進
・「アパレルメーカー→飲食→IT→飲食」と転職を3回経験

今回は飲食店の面接に臨むに当たって、気をつけることや質問対策をやるで!

実際僕が飲食店に転職する時に培った経験談も交えて解説するよ。

この記事を読むことで「飲食店の面接の攻略法」がわかるようになるで。

それではスタート!

リョウ

面接前準備

面接は準備が大事です。

しっかり準備することで緊張も和らぎます。

服装

まず服装ですが、基本的にはスーツでお願いします。

たまに「服装自由」と書いているところがありますが、スーツで行って損することはありません。

持っていない人はこれから使うこともあると思うので1着購入しましょう。

黒一色だと就活生丸出しなので、ある程度カジュアルなやつでも大丈夫です。

身だしなみ

身だしなみについてですが、最低限抑えてほしいことを挙げます。

  • 髪色はおとなしめの色(男はできれば黒)、髪型は清潔感あるように
  • ピアス、マニキュアは外す(飲食店はNGのところが多い)
  • 香水はNG(臭いが気になる人は制汗剤とかを使用してください)
  • 髭は剃る

飲食店は接客と調理をするので特に清潔感が大事です。

会社によってはピアスや髭がOKのところはあると思いますが、面接の時だけはないほうが無難です。

第一印象は見た目で決まるので、ここでポイント落とすと後で挽回が難しいで

リョウ

タトゥーについて

タトゥーが入っている人は面接前に伝えるべきか?

結論から言うと、事前に伝えた方が無難です。

着替えもあるのでいずれバレます。

入社後トラブルになることもありますので、後ろめたい気持ちで働くくらいなら事前に伝えてしまいましょう。

実際僕も入っていますが、エージェントの人にタトゥーOKの条件で会社を探してもらいました。

持ち物

持ち物は事前に共有されると思いますが、メモ帳とボールペンは必ず持っていってください。

スマホのメモ帳は年配の人にはイメージ悪いです。

あと履歴書を指定されることが多いと思います。

よく手書きかパソコンかで悩む人いますが、正直どっちでもいいです。

「パソコンだと手抜きしている」と思われたらそれまでです。

そんな時代遅れの会社は行かなくていいです。

実際にお店に行ってみる

できれば面接前にお店にお客さんとして行ってみてください。

「お店に行ったことがあるか」はけっこう面接で聞かれます。

行ったことがないとマイナスイメージにつながる恐れがあるので、最低1回は利用してほしいです。

見てほしいのは以下です。

お店の全体的な雰囲気(自分がそこで働くイメージができるか)

まず実際に行ってみて、そこで働くイメージができるか再確認してください。

チェーン店だとお店によってバラツキがあるので2、3店舗回ることをオススメします。

「実際思ってたのと違った・・・」を防ぐためです。

見た目は採用条項と一致しているか(髪色、髪型、ピアス、髭など)

見た目に関してこだわりがある人はスタッフを観察してください。

採用条項ではピアスNGなのにピアスしてる人がいたりします。

齟齬がある場合は面接で聞いてもOKです。

お客さんとして利用した感想(良い点や気になる点など)

行ったことがあると感想もよく聞かれます。

実際に利用してみて良かった点、気になった点をメモしておきましょう。

「気になった点を自分ならこう改善します」と言えるとかなりポイント高いです。

会社の下調べ

面接を受ける前に会社のことをよく知ることは重要です。

「こんだけ調べてきたぜ!」ってアピールにもなりますし、調べればわかることをいちいち聞かないようにするためです。

最低限調べてほしいことを挙げます。

基本的にはホームページにすべて載っています。

  • 会社の正式名称
  • 社長の名前
  • 運営しているブランド(多数のブランドを展開しているかも)
  • 店舗数
  • 従業員数

この辺は最低限抑えてください。

加えて上場しているなら、直近のIRニュース(株主、投資家向けのニュース)も読んでほしいです。

売上や利益はもちろん、経営の問題点や課題なども載っています。

詳しい数字を覚える必要はないですが、ざっくりとした数字は頭に入れて損はないです。

「いま会社はこういうことに力を入れている」ということもわかります。

自分から「ホームページしっかり読んできました!」とは言わず、会話の節々に調べたことを織り込むとポイント高いで!

リョウ

飲食店の面接で気をつけること

次に実際の面接で気をつけてほしいことを紹介します。

話す内容以上に大事なことです。

いくら良いことをしゃべっても、これができていないと何の意味もありません。

メラビアンの法則というものを先に紹介します。

メラビアンの法則

メラビアンの法則とは、コミュニケーションにおいて、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%のウェイトで影響を与えるという心理学の法則の一つです。

つまり話す情報以上にその人の見た目、話し方が人の印象に残るということです。

では面接で気をつけることを挙げます。

  • 大きな声ではっきりと話す
  • 早口にならない
  • 相手の目を見て話す(目を見るのが苦手な人は鼻でもOK)
  • 足や手を組まない
  • 背にもたれない(背筋ビシッと)
  • 聞かれたことは簡潔に話す
  • 聞かれてもいないことをだらだら話さない
  • 結論から話す
  • 分からないことを知ったかぶりしない
  • 嘘はつかない

どれも当たり前のことでしたね。

しかし実際の面接となると緊張で意外とできていなかったりします。

面接に苦手意識がある人は、一度自分の喋っている姿を録画してみてほしいです。

何度も言うけどこれができていなかったら「なんかイメージ悪い人」認定されるからな!

リョウ

飲食店の面接で聞かれること

次に面接で聞かれることを紹介します。

自己PR

「1分間で自己PRしてください」ってやつですね。

ぶっちゃけ僕はこの質問を経験したことがありません。

しかし準備していないと頭真っ白になるので、話す内容は決めておきましょう。

ポイントは3つ、

自己PRのポイント

  • どういう経験を積んできたのか
  • 何ができるか
  • 今後どう会社に貢献できるか

未経験から飲食業に転職する場合、今まで培ったスキルは何かしら活かせます。

たとえば営業から飲食業に転職する場合だと、

どういう経験を積んできたのか → 営業を通して様々な会社の人とコミュニケーションを取り、契約獲得につなげた。

何ができるか → 人とのコミュニケーションの取り方や契約を勝ち取るプロセスを知っている。

今後どう会社に貢献できるか → お客様と仲良くなり常連につなげ、スタッフと円滑なコミュニケーションを築くことができる。モノを売るノウハウを飲食店でも活かせる。

こんな感じで話をつなげていきます。

要は「何を学んできて、それをどう会社で活かすか」ということを話せればOKです。

ちなみに飲食店で活かせるスキルはたくさんあります。

飲食店で活かせるスキル

コミュニケーション力 →  お客さんやスタッフと円滑な関係を築ける。

リーダーシップ力 → スタッフをまとめて、チーム一丸で目標に取り組むことができる。

マネジメント力 → ヒト、モノ、カネの管理を通して働きやすい職場を作ることができる。

数値管理力 → 数値面から店舗の問題点を把握して改善することができる。

語学力 →  外国人のお客さんやスタッフとコミュニケーションが取れる。

忍耐力 → どんな環境でも音を上げず問題解決を図ることができる。

学生時代に経験したことでも全然OK!

リョウ

志望動機

「なぜ弊社を希望しましたか?」ってやつですね。

ほぼ全ての企業で聞かれる質問です。

ここでのポイントは2つです。

志望動機のポイント

  • なぜ自社なのか
  • 自社でやりたいことは何か

1つずつ掘り下げていきます。

①なぜ自社なのか

他の会社ではなくて、なんで自社を選んだかです。

ぶっちゃけ会社を選んだ理由なんて大きな声で言えないことが多いと思います。

たとえば「給料がいい」「休みが多い」「大手だから」とか。

でも馬鹿正直に話すとマイナスイメージになります。

そこの会社でしか得られないことを話しましょう。

「それ他の会社でもよくね?」って思われない理由です。

たとえば、

  • よく利用していてファンになり、自分もそこの一員になりたいと思ったから。
  • 会社の理念や社長の言葉に共感したから。
  • 自社独自のサービスが魅力的で、革新的なことに挑戦できると思ったから。

「ワクワク感」が大事ですね。

目を輝かせながら話せる内容だと相手も共感しやすくなります。

大きな声で言えない理由は胸にしまっておいて、相手が共感できることを話そう。

リョウ

②自社でやりたいことは何か

自社に入ってから挑戦したいことを具体的に説明します。

「なんでそれに挑戦したいか?」と、「それができる根拠」も併せて伝えてください。

今まで培ってきたことの延長線上だと説得力が上がります。

たとえば、

挑戦したいこと → 店長になってアルバイトが働きやすい環境を作りたい。

それはなぜ? → 自分がアルバイトの時、店長が怖くて相談ができず、自分の意見を伝えられなかったから。

それができる根拠は? → 飲食店のアルバイトを長年経験しているので、アルバイトが不満に思う点を理解しているから。

挑戦したいこと → お客様目線に立った接客を強化して、「また来たい」と思える店舗を作りたい。

それはなぜ? → 接客が好きで、お客様が喜ぶ姿を見るのが好きだから。またリピーターが増えて売上アップに繋がるから。

それができる根拠は? → 他の業種の接客業を経験していて、そのスキルが活かせるから。

こんな感じで自分がやりたいことを明確に伝えましょう。

今までの経歴

履歴書に書いた経歴と照らし合わせて深掘りされます。

  • 今までの会社でどんな経験、実績を積んだのか
  • その経験、実績をどう自社で活かせるのか

この2点を抑えておけば大丈夫です。

特に経験、実績がない人は、学生時代のアルバイトや部活動で培ったものでも大丈夫です。

前職を退職した理由

この質問の意図は、「同じ理由で辞めるんじゃないか?」ということです。

前向きな理由や致し方ない理由ならいいですが、後ろ向きな辞め方だとイメージダウンに繋がります。

特に人間関係で辞めた場合は注意です。

人間関係の問題はどこの職場でもあり得るからです。

ここはある程度取り繕って構いません。

「年齢的にも若く、新しいことに挑戦したいと思ったから。」

「親族の体調が悪く面倒を見る必要があったから。今は回復して問題ない。」

こんな感じでごまかしましょう。

間違っても、「上司の態度が気に食わなくて喧嘩して辞めた」とかは言わないでください。

ちなみに短期間で職を転々としている場合は必ずツッコまれます。

長所と短所

「あなたの長所と短所を教えてください」ってやつですね。

長所に関しては今までの経歴を交えて、飲食店でも活かせそうなことを述べてください。

こちらを参考にしてください。

飲食店で活かせるスキル

コミュニケーション力 →  お客さんやスタッフと円滑な関係を築ける。

リーダーシップ力 → スタッフをまとめて、チーム一丸で目標に取り組むことができる。

マネジメント力 → ヒト、モノ、カネの管理を通して働きやすい職場を作ることができる。

数値管理力 → 数値面から店舗の問題点を把握して改善することができる。

語学力 →  外国人のお客さんやスタッフとコミュニケーションが取れる。

忍耐力 → どんな環境でも音を上げず問題解決を図ることができる。

短所に関しては「よく考えたら長所じゃね?」って思わせたら勝ちです。

たとえば、

「私の短所は一つのことにこだわりすぎてしまうことです。任された仕事は手を抜くことができず、自分が納得するまでやり続けてしまいます。」

うんうん。

でもそれ責任感強くていいことじゃね?

みたいな感じです。

挫折した経験

「今まで挫折した経験はありますか?」ってやつですね。

この質問の意図は、「どういうことで挫折する人なのか」と、「その挫折をどう乗り越えたか」ってことです。

なので挫折した経験が弱すぎるのはNGです。

社会人として「それはたしかにきついね。。」ってやつにしてください。

たとえば、

挫折した経験 → 自分だけ営業のノルマが達成できなくて、部署全体に迷惑をかけてしまった。

どう乗り越えたか → 「どうしたらお客様が喜ぶか」を考え直して、お客様へのアプローチを変えた。

同じような局面に直面した時、改善できる術を持っているのがポイントです。

前職での経験が望ましいですが、学生時代の経験でもOKです。

逆質問

「最後に何か質問はありますか?」ってやつです。

何も質問しないとイメージダウンに繋がることがあります。

質問のポイントとしては、

  • 調べたらすぐ出てくるようなことを聞かない
  • やる気を疑われるようなことは聞かない(休みはたくさん取れますか?など)

後でトラブルを避けるために気になることは聞くべきですが、上記の2点は意識しましょう。

特に質問がない場合は、

  • 御社でもし採用となった場合、働く上での心構えはありますか?
  • 御社でもし採用となった場合、入社前にやっておくべきことや準備することはありますか?
  • 御社で活躍する人に共通点はありますか?

こんな感じでやる気アピールをしときましょう。

その他Q&A

最後に、その他気になるであろう質問と僕なりの答えを載せます。

めちゃくちゃ緊張しやすいんだけどどうしたらいい?

緊張を0にすることはできへんけど、減らすことはできるで。

一番はやっぱり準備やな。

ここに書いてあることをしっかりやれば自信につながるし緊張もおのずと減ると思うで。

いろんな会社を受けて慣れるのもありやな!

練習台って言ったら言い方悪いけど、興味ないところをあえて受けて場数を踏むんや。

あと僕が実際にやってたのは、面接前に「コント、面接」って言うことや。

アホみたいに思うかもやけど、なんか肩の力抜けてうまく喋れたで。

だまされたと思ってやってみてな。

そもそも緊張って悪いことじゃないからな。

それだけ真剣に取り組んでる証拠やから。

ローランドも「緊張は成長痛」って言ってたで。

リョウ

複数応募していい?

複数応募するのは全く問題ないで!

むしろ気になるところはどんどん応募しよう。

一つづつだと時間もかかるし効率悪いからな。

面接を経験するうちに会社のことも徐々にわかっていくので、気になるところはとりあえず受けてみるのはアリやで。

リョウ

複数合格もらったらどうするの?

条件を見比べて、自分がいいと思った方に行けばいいだけの話やで。

「合格もらったのに辞退するの申し訳ないな」って気持ちになった人は自分の人間力を褒めてな。

面接官からしたら辞退なんて日常茶飯事やで。

メール1本お断り入れればそれで大丈夫なので、気にせんでいいで。

リョウ

エージェントに紹介してもらったのに辞退していいの?

全く問題ないで!

そもそもエージェントから紹介されたら入社しないといけないっていうルールはないからな。

エージェントの人は入社したら報酬が発生するから入社を勧めてくるやろうけど、そこは自分で考えような。

エージェントの人も辞退なんて慣れてるで。

リョウ

今の会社を辞めてから転職活動するべき?

今の会社で働きながら転職活動すべき!

休みの日に面接受けられるし、スケジュールは基本どの会社もこちらに合わせてくれるで。

辞めてからだと「早く会社決めなきゃ!」ってプレッシャーで焦りまくって余裕がなくなるで。

今の会社がよほどのブラックで早く逃げ出したいなら別やけど。

次の会社が決まってから辞表を出した方がじっくりと会社を選べるで。

リョウ

まとめ

面接は緊張するもんです。

緊張を和らげるためには準備が大事です。

ここに書いてあることを読んでしっかり準備すれば大抵の面接は乗り切れると思います。

不合格で落ち込むこともあると思いますが、自分には縁がなかったと思ってすぐに切り替えましょう。

会社なんて他にいくらでもありますから。

「私の価値がわからない会社なんて落ちてよかったわ」くらいのメンタリティーのほうがうまくいきます。

転職を考えるなら、一度プロに相談に乗ってもらうことをオススメします。

プロは自分の知らない情報、面接対策、条件の擦り合わせなどたくさんフォローしてくれます。

自分で調べて行動しつつ、転職のプロにも相談するのが最良だと思います。

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合わないなと思ったら途中で離脱して大丈夫です。一円もかかりません。

自分の人生、悔いがないように行動しましょう!

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