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ブラック飲食店の特徴9選

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「飲食店に転職を考えてるけど、ブラック企業だけは避けたい」

「ブラック飲食店の特徴を知りたい」

「どういった飲食店がブラックに当たるのか知りたい」

こういった疑問にお答えします!

本記事の内容

ブラック飲食店の特徴9選

①給料が低すぎる

②パワハラ、セクハラが横行している

③常に人手不足

④労働時間が長い、残業が多い

⑤洗脳じみた研修や社風がある

⑥サービス残業が普通にある

⑦休憩がほとんど取れない

⑧ノルマが厳しすぎる

⑨採用前と採用後で話が違う

プロフィール

筆者の飲食経験
・アルバイトで4年勤務
・社員として7年勤務(ほとんど店長)
・オープンから2年赤字だった店舗を赴任して2ヵ月で黒字化
・月売上1,200万円と800万円の2店舗を店長兼任
・現在の職場では史上最速3ヵ月で店長に昇進
・「アパレルメーカー→飲食→IT→飲食」と転職を3回経験

どうせ飲食業に就職するならブラック企業は避けたいよな。

「私はどんな環境でも頑張れる!」って思ってる人ほどブラック飲食店に入社したらメンタルやられるで。

かつての僕がそうやったから。

ブラック飲食店で実際に働いた経験談も交えて解説するで。

この記事を読むことで「どういった飲食店がブラック企業に当たるのか」がわかるようになるで。

すでに自分が飲食店で働いてるなら普通と感じることでも外から見るとおかしいことばっかや。

自分の会社が当てはまってないか確認してな!

それではスタート!

リョウ

ブラック飲食店の特徴9選【①給料が低すぎる】

そもそもの給料が低い

まず全職種、全年代の平均年収ですが、男性で464万円、女性で356万円、全体で414万円というデータがあります。(2022年9月~2023年8月の間)

引用元:doda 平均年収ランキング(年齢・年代別の年収情報)【最新版】

続いて小売/外食の平均年収ですが、男性で400万円、女性で317万円、全体で359万円です。(2022年9月~2023年8月の間)

引用元:doda 平均年収ランキング(業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】

まずこの時点で平均給与からマイナス55万円もあります。

そもそも飲食業の給料は他の業種に比べて安いんです。

平均くらいあるならまだマシな方です。

ブラック飲食店の中には異常に年収が低い会社がたくさんあります。

僕が飲食店に転職しようとした時、月16万円、ボーナスなしって会社もありました。

給料、残業代をケチる

しかもタチが悪いことに給料、残業代をあの手この手でケチろうとしてくる会社もあります。

実際に僕が経験したケースを挙げます。

  • 「残業するのはいいけど出世に響く」と暗に脅される
  • 名ばかり管理職にして残業代を払わない
  • 仕込みや準備は勤怠を押させない
  • 勝手に勤怠をいじられて休憩めちゃ行ってることにされる

こんなのを平気でやってくる会社があります。

自分が納得した給料ならいいですが、平均とかけ離れている場合は他の会社も調べてみてください。

業務内容ほぼ変わらないのに給料が全然違う!ってことはけっこうあります。

給料をちょろまかそうとしてくるところは間違いなくブラックです。

勤怠いじられたときは上司の頭かちわりそうになった。

リョウ

ブラック飲食店の特徴9選【②パワハラが横行している】

パワハラが起きやすい理由

まずパワハラの定義はこちらです。

パワハラの定義

職場のパワーハラスメントとは、職場において行われる

①優越的な関係を背景とした言動であって、

②業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、

③労働者の就業環境が害されるもの

であり、①から③までの3つの要素を全て満たすものをいいます。

飲食店は特にパワハラが起きやすいと考えています。

僕が考える理由を挙げます。

  • 就職するハードルが低い為、人間的に未熟な人が集まりやすい
  • パワハラをパワハラと思わない文化が昔からあり受け継がれている
  • 休みが少なく労働時間も長い為イライラしやすい
  • 閉鎖的な空間でヒエラルキーができている

最近は会社も改めようとしていると思いますが、なかなか難しいのが現状です。

「自分は良かれと思って指導しているが、今だとパワハラだよ」ってことに気づけていない社員が多い印象やな。

リョウ

実際に僕が体験したパワハラ

実際に僕が経験したパワハラのケースを挙げますね。

  • ピーク中イライラしてフライパン投げてくる
  • インフルで休みたいと連絡したらブチギレられる
  • 売上未達成でバインダー投げてくる
  • 休みの日の電話をスルー(2時間くらい)してたら僕のダメなところを長文で送ってくる

僕の場合投げられる率が高かったですね。

他の社員に話を聞くと暴力も本当にあったみたいです。(さすがに今はないと思いますが)

チェーン店だとお店によって全然雰囲気が違うことがよくあります。

社員(特に店長)の人柄によってすべて決まると言っても過言ではありません。

入社したばかりで悩んでいる人は他店のヘルプに行ってみてください。

異動したら悩みはすぐ解決するかも知れません。

自分が何気なくされていることでも、上記の3項目に当てはまってないか確認してみてください。

パワハラは時間がたてばお互い慣れてくるけど、法律違反やからな!

リョウ

ブラック飲食店の特徴9選【③常に人手不足】

人手不足のお店の特徴

飲食店は人手不足のところが多いです。

しんどい業態で離職率が高い→少ないスタッフに仕事が集中しさらに辞める

という悪循環になりがちです。

人手不足のお店の特徴を挙げます。

  • 社員がヤバくてアルバイトが辞めていく
  • お局的な人がいてアルバイトが辞めていく(社員が辞める場合もある)
  • 新人を教育する体制が整っていない
  • 土地柄、募集しても人が来ない
  • 仕事が忙しすぎてアルバイトが続かない

上の人間がヤバいとアルバイトにすぐ見切りをつけられます。

人手不足の原因はほぼほぼ人間関係にあると思っています。

体感では8割人間関係で辞めてるな。

リョウ

飲食店は利益が出にくい

それに加えて飲食店は利益が出にくいビジネスモデルということもあります。

まず売上のキャパが決まっています。(満席になったらそれ以上お客さんを入れられない)

食材費と人件費だけでだいたい売上の60%前後かかります。

そこに水光熱代や家賃を含めると利益は10%前後しか残りません。

なので人件費はコストカットの対象になりやすいです。

ブラック飲食店の特徴9選【④労働時間が長い、残業が多い】

労働時間と残業が多くなる理由

飲食業は労働時間が長く、残業が多くなりがちです。

理由の一例を挙げます。

  • スタッフが少ないと自分が働くしかない
  • 業務が多い(現場+社員業務)
  • 営業時間が長いとその分残業も増えがち(24時間営業は地獄)
  • 人が休むときに働くから
  • 急な会議や他店へのヘルプがある

特に居酒屋業態や24時間営業のお店だと深夜勤務もあるので生活リズムがおかしくなります。

飲食店の社員は現場仕事+社員業務もこなします。

社員業務はシフト作成、数値の管理、会社への提出物など多岐に渡ります。

人手不足だと営業時間外に社員業務をこなさないといけない為、プライベートの時間が削られます。

体を壊すレベルのハードワークは歳をとると体が持ちません。

残業時間が30時間以内、多くとも45時間以内に収まる会社にしましょう。

人手不足の店舗に当たると休みの日でも気が休まらんで!

リョウ

ブラック飲食店の特徴9選【⑤洗脳じみた研修や社風がある】

今の時代だいぶ減ったとは思いますが、「マインドコントロールしようとしてる?」と思うような会社は存在します。

  • 軍隊みたいな上下関係がある
  • 研修で自分の目標や弱みを泣きながら大声で発表する
  • ひたすら罵倒されてそのあと誉められる
  • 先輩、上司は神

みたいな社風の会社がいまだにあります。

その社風が世間とズレているということにすら気づかず、当たり前になってしまったらヤバいです。

研修でどんな内容を行うか事前に確認しとくといいです。

僕なら2時間で辞める。

リョウ

ブラック飲食店の特徴9選【⑥サービス残業が普通にある】

直接上司から言われてサービス残業をするパターンと、自らサービス残業をさせようと圧をかけてくるパターンがあります。

直接上司から言われてサービス残業をするパターン

直接上司から言われてサービス残業をするパターンは、

「勤怠切ってから残りの仕事やろか!」

と普通に言ってきます。

「これが普通だよ?」とでも言わんばかりにナチュラルに言ってきます。

「仕事遅いから残業になるんやろ?それで残業代もらうの?」

と嫌味を言ってくる奴もいました。

綺麗に法律無視してるのでさっさと見切りつけましょう。

自らサービス残業をさせようと圧をかけてくるパターン

自らサービス残業をさせようと圧をかけてくるパターンは、直接サービス残業をさせるのはまずいってことをわかってます。

なので間接的に仕向けてきます。

僕の前職では「残業時間が多いと評価を下げられる」というルールがありました。

人がいないからこっちは働いてるのに評価を下げられる。。

時間管理ができない無能な奴と判断されます。

自分で納得して残業をするのと、させられるのは雲泥の差があります。

店長が帰らないと自分も帰れないっていう謎ルールの店もあったで笑

リョウ

ブラック飲食店の特徴9選【⑦休憩がほとんど取れない】

労働基準法第34条

労働時間が 6時間を超え、8時間以下の場合は少なくとも45分。 8時間を超える場合は、少なくとも1時間の休憩を与えなければならない

と決まっていますが、守られないところがあります。

僕の前職では、12時間働いて休憩15分の時もありました。

「労働基準法違反してるから怒られるかな?」って思いましたが、会社はスルーです笑

法律破ってもなんも言われないことにビックリしました笑

本当に酷いところだと勤怠改竄してきます。

僕の友人は20分休憩を1時間に改竄されていました。

笑えないですよね。

休憩に行けない理由

休憩がきちんと取れない理由は以下です。

  • 「休憩=サボり」という謎の文化がある
  • そもそも法律を知らない
  • 仕事が溜まっていて休憩に行けない
  • お店から目を離すのが怖い

特に上2つは論外なので早めに見切りつけましょう。

勤怠押しっぱで働く人も多いよなー

リョウ

ブラック飲食店の特徴9選【⑧ノルマが厳しすぎる】

どの飲食店でもノルマ(目標)が決められます。

売上、利益、人件費、原価など様々です。

いい会社だときちんとしたノルマを設定してくれて、未達成の場合は上司が一緒に解決策を探ってくれます。

しかしヤバい会社だと、そもそものノルマが厳しすぎることがあります。

「物理的にどうやっても無理やろ。。」

って数字を平気で出してきます。

上司に相談しても「いや会社が決めた数字だから」と突き放されます。

しかも未達成なら雷を落とされます。

会議中にみんなの前で詰められることもしばしば。。

リョウ

ブラック飲食店の特徴9選【⑨採用前と採用後で話が違う】

  • 採用前は「月25万円」の給料の話だったのに、いざ蓋を開けると「月20万円」だった。
  • 残業時間はほとんどないと言われていたのに、実際はありまくりだった。
  • 引越し費用は全額出るはずが、一部自己負担だった。

「いや話違うやん!」ってパターンです。

入社前にわかれば内定を断ればいいですが、他の会社を蹴ってしまって後に引けなくなることもあります。

もうこの時点で不信感ハンパ無いですよね。

でも実際にはけっこうあります。

入社前に就業規則や条件をしっかり確認するのが大事!

リョウ

まとめ

上記に1つでも該当しているならブラック飲食店の可能性大です。

しかし飲食店で働く以上、完璧にホワイトな職場はなかなかありません。

受け入れられる部分、受け入れられない部分を精査するのも大事です。

明確な犯罪(給料をごまかす、サービス残業強要、パワハラなど)は我慢するだけ時間の無駄です。

さっさと次の職場を考えた方がいいでしょう。

今から飲食店に入社を考えている人は「ブラック飲食店の見分け方」を知りたいと思います。

次回はそこをやります!

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